学校のすぐ近所の老人保健施設「桃寿苑」にお伺いし、演奏してきました。
|
お年寄りの皆さんといっしょに演奏 |
会場の広さの関係もあり、太鼓部全員でおじゃますることはできませんでした。そこで、出演者枠を10名にしぼり、出演希望者を募りました。すると1年生全員が手をあげてくれました。ということで、今回の出演は「1年生による」「1年生の」「桃寿苑のお年寄りの皆さんのための」訪問演奏になりました。
施設におられるお年寄りの平均年齢は80歳以上と聞いていました。太鼓の音量に驚ろいて発作を起こされないか、楽しんでいただけるかなど心配していました。
しかし、たいへん喜んでいただいている様子でした。後ろからはよく見えませんでしたが、ハンカチで目元をおさえている方がいました。看護師さんによると、出演が始まって感動で「5秒で涙を流していた」方もおられたようです。また、太鼓をたたいてみようのコーナーでは、チャッパを叩きたいという方がおられ、突然『おサルのかごやは ほいさっさー』と陽気に歌いながら演奏されていました。最後には「また来てねー」という嬉しいことばをいただきました。
出演は1年生とは思えない、工夫の凝らしようでした。曲間に篠笛とリコーダーのコラボ演奏をとり入れたり、観覧の皆さんとリズムゲームをしたり・・・
当日は強い雨のため、近くとはいえ太鼓の搬入搬出や移動が難しい状況でした。しかし一人ひとりが機転をきかせて迅速に動けたので、出演前後の準備や片付けはスムーズに進みました。
実りの大きな訪問演奏になりました。